左から右への画像:シェル・エナジー・オーストラリア最高経営責任者グレッグ・ジョイナー、ビクトリア州エネルギー・資源大臣リリー・ダンブロシオ議員、Eku Energyアジア太平洋地域責任者兼最高投資責任者のダニエル・バローズ、パーフェクション・プライベートCEOのスティーブン・マーフィー
ビクトリア州クランボーンの Rangebank蓄電所 建設準備活動を開始し、ビクトリア州エネルギー資源大臣リリー・ダンブロジオ議員を交えた式典を開催。
メルボルン南東部のレンジバンクビジネスパーク内にあるRangebank蓄電所は、2024年後半に完成すると、ビクトリア州に200MW/400MWhの安定したエネルギー供給を実現。フル稼働後は、需要ピーク時に8万世帯に1時間分の電力を貯蔵する容量があり、クランボーン市31,000世帯すべてに5時間分の電力を供給することに相当。
エクエナジーと シェルエナジー が共同開発し、パーフェクション・プライベートをマイノリティ・エクイティ・パートナーとしてむかえる。この系統用蓄電所はクランボーンターミナル駅においてビクトリア州の電力網に連系。Rangebank 蓄電所は、ビクトリア州における再生可能エネルギー拡大と、オーストラリアエネルギーシステムの安心、安全、安定した運用を支えるうえで重要なサービスを提供。
エネルギー資源大臣のリリー・ダンブロジオ氏は次のように述べている。
このような系統用蓄電所は、ビクトリア州が2030年までに少なくとも2.6GW、2035年までに少なくとも6.3GWという、エネルギー貯蔵目標達成に寄与し、より安価な再生可能エネルギーの恩恵を州全体に確実に届けるために不可欠です。
Eku Energyのアジア太平洋地域責任者兼最高投資責任者であるダニエル・バローズは、次のように述べました。
パートナーのシェルエナジーおよびパーフェクションプライベートとともに、本日Rangebank蓄電所の建設準備活動を開始することはEku Energyにとってエキサイティングなマイルストーン。ビクトリア州で2つ目の系統用蓄電所建設にあたり、Eku Energyは引き続き電力市場に対する深い理解を活かし、オーストラリアの電力市場全体に重要な蓄電ソリューションを提供してまいります。
シェル・エナジー・オーストラリアのCEO、グレッグジョイナー氏は、シェルで拡大する蓄電所ポートフォリオの中でも重要な案件と述べる。
より多くの再生可能エネルギーを接続するに伴い、系統用蓄電所はオーストラリアのエネルギー計画において重要な役割を果たすでしょう。ビクトリア州民にとって必要不可欠な電力安定供給にまた一歩近づくことになる、Rangebank蓄電所の重要なマイルストーンです。シェル・エナジーは、排出量の少ない未来へメルボルンの転換をお手伝いできることを誇りに思っています。
Rangebank蓄電所は、エネルギー貯蔵製品およびサービス、および再生可能エネルギーと貯蔵用のクラウドベースのソフトウェアのグローバルプロバイダーであるFluenceの最新のGridStackTM製品を利用して建設、保守運用。
ビクトリア州は、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの導入と発展において引き続きリーダーシップを発揮しており、2022年のビクトリア州の総発電量の33%以上を再生可能エネルギーが占めています。[1]
Rangebank蓄電所が加わることにより、ビクトリア州のエネルギー貯蔵、並びに再生可能エネルギー目標達成を可能にするだけでなく、州内の必要不可欠な電力供給の安定化に寄与。
Rangebank蓄電所に関する住民説明会は、7月28日金曜日の午後12時から午後5時の間に、クランボーンウェストコミュニティハブにおいて開催。プロジェクトチームが詳しく説明いたします。プロジェクトの詳細や説明会についてはこちらをご覧ください。 rangebankbess.com。